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雨漏りの原因がわからないときはどうする?確認方法と相談先を解説

雨漏り判断ガイド編集部

雨漏りが起きているのに、「どこから水が入っているのか分からない」ということは珍しくありません。

天井から水が落ちていても、真上の屋根だけが原因とは限りません。外壁や窓まわり、ベランダなどから入った雨水が建物の中を伝い、離れた場所に出てくることもあります。

そのため、見えている場所だけを直しても、雨漏りが止まらない場合があります。

この記事では、雨漏りの原因が分からないときに自分で確認できること、業者がどのように原因を調べるのか、どの段階で相談した方がよいのかを分かりやすく紹介します。

雨漏りの原因が分からないのは珍しくない

雨漏りは、「水が落ちている場所=水が入った場所」とは限りません。

住宅の中には柱や壁、断熱材などがあり、入り込んだ雨水がそれらを伝って別の場所まで移動することがあります。

たとえば、屋根の近くから水が入っていても、室内では少し離れた天井や壁にシミができることがあります。

また、一か所ではなく複数の場所から水が入っているケースもあります。

住宅の相談窓口である住まいるダイヤルでも、雨水が入った場所と室内で雨漏りが確認された場所が離れているケースや、複数の場所から水が入るケースがあると案内しています。

「天井にシミがあるから屋根が原因だろう」と決めつけず、まずは状況を整理することが大切です。

雨漏りの原因として考えられる場所

雨漏りというと屋根を思い浮かべやすいですが、雨水が入る場所は屋根だけではありません。

主に次のような場所が考えられます。

  • 屋根や屋根まわり
  • 外壁のひび割れやつなぎ目
  • 窓やサッシのまわり
  • ベランダやバルコニー
  • 屋上の防水部分
  • 外壁と屋根など、部材同士のつなぎ目

住まいるダイヤルが紹介する新築木造戸建住宅の保険事故データでは、雨水の浸入箇所はサッシまわりなどの外壁開口部が29.6%、外壁面が26.2%、勾配屋根・天窓が20.2%でした。

つまり、「屋根だけ見れば原因が分かる」とは限りません。

雨漏りしている部屋の位置や、どんな雨の日に症状が出るのかまで含めて確認する必要があります。

まず自分で確認しておきたいこと

雨漏りの原因を自分で見つけて直す必要はありません。

ただし、業者へ相談するときのために症状を記録しておくと、状況を伝えやすくなります。

雨漏りしている場所を写真や動画で残す

天井のシミや水滴、濡れている壁などを写真や動画に残しておきましょう。

雨が止むと症状が分かりにくくなることがあります。

できれば、

  • 雨漏りしている場所
  • シミの大きさ
  • 水が落ちている様子
  • 周辺の壁や窓の状態

などを撮っておくと、あとから状況を説明しやすくなります。

いつ雨漏りするのか確認する

雨漏りが起きるタイミングも確認しておきましょう。

たとえば、

  • 小雨でも雨漏りする
  • 強い雨のときだけ出る
  • 風が強い雨の日だけ出る
  • 雨が降ってから数時間後に出る
  • 雨が止んだあともしばらく続く

など、症状の出方には違いがあります。

「いつ出るのか」が分かると、原因を探す手がかりになります。

過去に修理した場所がないか確認する

以前に屋根や外壁、ベランダなどを修理している場合は、その内容も確認しておきましょう。

一度直した場所から再び雨漏りしているのか、別の場所から新しく水が入っているのかで確認するポイントが変わります。

業者へ相談するときは、分かる範囲で過去の修理時期や工事内容を伝えましょう。

自分で屋根に上らない

原因が気になっても、自分で屋根へ上るのは避けましょう。

雨で濡れた屋根は滑りやすく、転落する危険があります。

地上や室内から安全に確認できる範囲だけにして、屋根の上や高い外壁の確認は業者へ任せた方が安全です。

雨漏りではなく、結露や水道の水漏れの場合もある

天井や壁が濡れているからといって、必ず雨漏りとは限りません。

住まいるダイヤルでは、雨漏りに似た症状として、壁の中などで起きる結露や、水道・給湯・エアコンなどの配管からの水漏れもあると案内しています。

たとえば、

  • 雨が降っていない日にも濡れる
  • 冬になると同じ場所が湿る
  • 水道を使ったときに症状が出る
  • エアコンを使っているときだけ水が出る

といった場合は、雨水以外が原因の可能性もあります。

自分では判断できない場合は、「雨漏りだと思う」と決めつけず、いつ、どのような状況で水が出るのかをそのまま伝えましょう。

業者はどうやって雨漏りの原因を調べる?

雨漏りの原因を調べる方法はいくつかあります。

すべての家で同じ方法を使うわけではなく、症状や建物の状態に合わせて確認していきます。

まずは目で見て確認する

最初は、屋根、外壁、窓まわり、ベランダなどを見て、傷みやすき間がないか確認します。

室内側のシミや濡れている場所も見ながら、どこから水が入っている可能性があるのかを絞っていきます。

水をかけて雨を再現する方法

見ただけでは原因が分からない場合、原因が疑われる場所へ水をかけ、室内に同じ雨漏りが起きるか確認することがあります。

これは「散水調査」と呼ばれる方法です。

少し難しい名前ですが、簡単にいうと、雨が降った状態を部分的に再現して、水がどこから入るのか確かめる方法です。

住まいるダイヤルでも、雨漏りの原因を探す方法の一つとして紹介されています。

ただし、どの場所にどの程度の水をかけるかなど判断が必要になるため、自分で試すのではなく業者へ任せましょう。

さらに詳しい調査をする場合もある

目で見たり水をかけたりしても原因が分からない場合は、さらに詳しく調べることがあります。

どの方法を使うか、費用はいくらかかるかは業者によって違います。

相談するときは、

  • 最初の確認は無料か
  • どのような方法で調べるのか
  • 詳しい調査にはお金がかかるか
  • 調査後に原因を説明してもらえるか

を確認しておきましょう。

原因調査や修理にかかる費用については、「雨漏り修理の費用相場と金額が変わる理由」で詳しく解説しています。

原因が分からないまま修理を決めない

雨漏りしていると、「とにかく早く直したい」と思うのは自然です。

ただし、原因が分からないまま大きな工事を決めるのは慎重になった方がよいでしょう。

たとえば、天井から水が出ているからと屋根を直しても、実際には外壁や窓まわりから水が入っていた場合、雨漏りが止まらない可能性があります。

大切なのは、

  • どこから水が入っていると考えられるのか
  • なぜその工事が必要なのか
  • どこまで直すのか

を確認することです。

説明を聞いても原因や工事内容が分からない場合は、その場ですぐ契約せず、別の業者にも相談する方法があります。

原因が分からない雨漏りはどこに相談する?

持ち家で雨漏りの原因が分からない場合は、雨漏りの原因調査から修理まで対応できる業者が候補になります。

相談するときは、

  • 雨漏りが始まった時期
  • 水が出ている場所
  • どんな雨の日に症状が出るか
  • 過去に修理したことがあるか
  • 写真や動画があるか

を伝えると、状況を共有しやすくなります。

家を建ててからあまり年数がたっていない場合は、別の業者へ依頼する前に、家を建てた工務店やハウスメーカーへ保証内容を確認する方法もあります。

賃貸住宅の場合は、自分で修理業者へ依頼する前に、大家や管理会社へ連絡しましょう。

原因によって適した依頼先は異なります。業者の種類や住まい別の相談先を詳しく知りたい方は、「雨漏り修理はどこに頼む?業者の選び方と依頼先を症状別に解説」も参考にしてください。

雨漏りの原因が分からない場合

雨漏り修理の無料相談サービスは、対象エリアが限られていることもあります。

たとえば、

  • 天井にシミがあるけれど原因が分からない
  • 強い雨の日だけ水が出る
  • 屋根か外壁か分からない
  • 一度修理したのにまた雨漏りした
  • どの業者へ相談すればいいのか分からない

といった場合は、現在の症状について相談してから、修理が必要か判断できます。

無料相談だからといって、詳しい調査や修理まで必ず無料とは限りません。

相談するときに、

  • 対応している地域
  • どこまで無料なのか
  • 原因を調べる場合に費用がかかるか
  • 修理をお願いする場合の流れ

を確認しておきましょう。

【CTA:関東で雨漏りの原因について無料相談する】

雨漏りの原因が分からないときによくある質問

天井から雨漏りしているなら屋根が原因ですか?

必ずしも屋根が原因とは限りません。

外壁や窓まわりなどから入った雨水が建物の中を伝い、天井に出てくることがあります。

見えている場所だけで判断せず、雨水がどこから入っているのか確認することが大切です。

雨漏りの原因は自分で調べられますか?

雨漏りした日時や場所、天候、写真などを記録することはできます。

ただし、屋根へ上ったり、外壁の高い場所を確認したりするのは危険です。

原因の特定や高い場所の確認は業者へ任せましょう。

雨漏りの原因調査にはお金がかかりますか?

業者や調べ方によって違います。

最初の現地確認は無料でも、詳しい調査は有料になる場合があります。

依頼前に「どこまで無料なのか」を確認してください。

雨が降っていないのに天井が濡れています。雨漏りですか?

雨漏りではない可能性もあります。

結露や、水道・給湯・エアコンなどの配管から水が漏れている場合でも、天井や壁に雨漏りと似た症状が出ることがあります。

雨との関係が分からない場合は、症状が出るタイミングを記録して相談しましょう。

一度修理したのに雨漏りが再発した場合はどうすればいいですか?

まず以前どこを修理したのか確認しましょう。

同じ場所から再び水が入っている場合もあれば、別の場所に新しい原因がある場合もあります。

以前の工事内容が分かる資料や写真があれば、相談するときに用意しておくと役立ちます。

原因が分からなくても無料相談できますか?

当サイトで紹介しているサービスは、雨漏りについて無料相談ができます。

原因がはっきりしていない場合でも、現在の症状を伝えて相談できます。

ただし、詳しい原因調査や実際の修理にかかる費用については、相談時に確認してください。

まとめ|原因が分からないときは見えている場所だけで決めつけない

雨漏りは、水が出ている場所と実際に雨水が入っている場所が違うことがあります。

天井から水が落ちているからといって、必ず屋根が原因とは限りません。

まずは、

  • どこに症状が出ているか
  • いつ雨漏りするか
  • どんな雨の日に出るか
  • 過去に修理した場所があるか

を記録しておきましょう。

また、雨漏りに見えても、結露や水道などからの水漏れが原因の場合もあります。

原因が分からないまま大きな工事を決めるのではなく、何が原因と考えられるのか説明を受けてから修理内容を判断することが大切です。

雨漏りの原因が分からず、どこに相談すればよいか迷っている場合は、まず無料相談で今の症状を伝えてから次の対応を考えましょう。

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